- 大学院生(医学系研究科)
- 長嶋 恵子 (ながしま けいこ)
- 所属(Alma Mater)
- 博士課程(医学専攻)
- 出身大学(Alma Mater)
- 大分大学大学院 修士課程
- 卒業年次(Graduation year)
- 2014年度(2015年3月)修了
- 出身地(Home country)
- 大分県大分市
- 専門(Major)
- 中医臨床(東洋医学)
- メッセージ(Message)
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私は2015年4月に入学した社会人大学院生です。
仕事・家事・育児・その他のことも併行しながらの学生生活となりますので、長期履修制度を最大限利用させていただき、長期計画で授業の履修と研究を進めていく予定です。 私が専門としてきた「中医学」は、人間の心身の健康を個体そのものとそれを取り巻く環境から捉える予防医学の要素が大きいため、研究の範疇が広い「環境医学」「予防医学」の立場からアプローチできるこの講座を志望しました。
山岡教授に紹介していただいた「蒙古医学」についてとても興味をもっているので、中医学との違いを知った上で、臨床や研究に取り入れていくことも考えています。 この講座には留学生が多く、いろんな国の文化に触れることができ、新しい刺激となります。発想の違いや考え方の違いを知ることで、今までとは違う視点がもてるようになることも臨床や研究をする上で大きな助けとなります。
また、講座内での共通語は英語のため、国内留学をしているような環境にあり、少しずつでも英語が使えるようになっていくのがとても楽しみです。それに加えて別の言語も教えていただけることも楽しみの一つです。
中医学は経験医学であり、「胃気が強ければ長寿である」という点について、ピロリ菌を通して実証し、認知症との関連も調べたいと考えています。また、修士課程で行った睡眠についての研究も取り入れ、睡眠改善との相関についても研究を続けていきながら、将来的にはそれらの研究結果を活用し、心身の健康寿命延長のための養生法について整理していきたいと考えています。
今まで経験のない初めてのことが多く、講座の先生方に教えていただくことばかりですが、早くこの環境に慣れ、初志貫徹するために最大限の努力をしていくつもりです。